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「自分らしさ」とは。第一話

(少し前にSNSでも書いた内容ですが、振り返りを兼ねてブログでも残しておきます。)

 

長くなりますので、複数回に分けて書いていきます。

 

 

自分のやりたい夢があるものの、多くの人がそれを実現している世界に飛び込み、成功するためには「個性」「自分らしさ」が不可欠です。

僕自身も高校、専門学校の時代から「個性」「自分らしさ」という課題がずっと圧し掛かり「個性」という言葉が大嫌いでした。

そもそも個性ってなんだよ。って思って辞書で調べても「ほかの人と違うこと」「その人の特質」という言葉が出てくるだけで、結局答えは出ず。

でも「個性を出せ」「個性を大事に」と言われ続ける日々。

自分の個性が分かっていないのに、個性なんて出せるわけがない。

だって、小学校を卒業して、中学、高校、専門学校と半分エレベーターのように進んできた中で人と違う事なんて何もないと思って、本当に大嫌いでした。

 

それから暫く月日が過ぎて20代という時代が終わり、30代に突入。

 

やりたい事はあるけれど、「やりたい」だけではできない。生活もしなければいけない。

卒業→アルバイト→派遣→契約社員→正社員→派遣・・

 

何をしても上手くいかない、続かない日々。

大人としての焦りがあると同時に消えない「やりたい事」。

毎日が嫌で嫌で仕方がなかった。

唯一の息抜きが写真を撮る事でした。

それは、周りの人から「きれいな写真」とほめて貰えていたから、唯一の満たされるモノだったのかもしれません。

 

ある時、120%自己満で写真展を開催する決意をします。

お金がないので、「写真展をやった」という達成感だけを求めて。

 

つづく。