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ホットシューの掃除

最近は写真撮影に使用する機材も色々なメーカーから価格帯も幅広く出ていますが、我がスタジオではクリップオンストロボが現役で色々なシーンで活躍しています。

クリップオンストロボはカメラの上部に載せて使用しますが、ここ最近接触がよろしくないものも出てきて光ってほしいときに光らないという困った瞬間もありました。

最初は寿命を思ったのですが、使用するカメラを変えると問題なく光ってくれるので、どうやらストロボの寿命ではない様子。

 

となれば、カメラとストロボの接触が悪いという事になります。

前置きが長くなりましたが、今日はホットシューの掃除についてです。

ホットシューの掃除

ホットシューとは、カメラの上にあるフラッシュなどを取り付けるアレです。

 

例えばキャノンとソニーでは造りが違うなど、色々な規格があるので、お手元にあるカメラのホットシューとこの記事の写真は違うかもしれませんが、やり方は同じなので参考にしてみてください。

用意するもの

・ベビー綿棒

・無水エタノール

・キムワイプ(あれば)

掃除開始

せっかくの掃除の機会ですから、まずは本体全体を乾いたタオルやエアダスターなどで埃を飛ばしてから始めましょう。

 

① 無水エタノールにベビー綿棒(もしくはキムワイプ)をつけて両サイドの隙間を掃除します。 この隙間が結構汚れていたりします。

 

 

② 次に、ホットシューの中央にある金属端子部分も無水エタノールをつけたベビー綿棒でこすりながら掃除します。 

無水エタノールとはいえ、垂れる程の量ですと、カメラ内部にしみこんで故障につながる可能性があるので”適量”を心がけてくださいね。

 

③ 本体の掃除がおわったら、電気信号の受け手側ストロボの金属部分もキムワイプやベビー綿棒を使ってしっかり掃除して終了です。

 


前回掃除したのがどれくらい前の事なのか記憶が怪しい今回のホットシューの掃除は、肉眼でも綿棒の汚れが分かる程でした。。恥

(そりゃ接触も悪くなる)

この記事を読んで『そういえば掃除したことない』『最近ストロボの調子が良くない』という方は修理に出す前にホットシューの掃除をしてみる価値ありそうですよ。