愛知県扶桑町の【f-st.】Photo Studioでは季節を問わず、沢山のご家族から七五三撮影のご依頼をいただいています。ご承諾いただいたご家族の写真をご紹介いたします。
ー打合せー
今回の七五三撮影は、ご家族4人全員での和装でのお参りです。
主役は5歳の男の子ともうすぐ3歳になる可愛い娘ちゃん。
さらに、両家のじぃじ、ばぁばも遠方からかけつけてくださりコロナ以来、結婚式ぶりの再会予定とききます。
唯一気がかりなのは天気予報は雨マークのままということ。
前日のギリギリの時間まで何度も悩み、撮影後のお食事会の時間を調整してもらいながら「なんとか七五三のお参りと撮影の両方を両家ご家族そろって実施したい」と、お客さまとスタッフ、みんなで悩みました。予備日を設けていますので、別日で仕切り直しも考えましたが、『両家が揃う貴重なタイミングを逃したくない』という想いが背中を押してくれました。
― 当日 ー
機材への雨天対策を行いましたが、お着物への影響や気温低下によるご家族への負担など、撮影が出来るかわからない状況でしたが、少しの可能性をかけて決行。
この日のお支度はご自宅で行いました。
玄関へ入ると、不安な空を吹き飛ばすような元気いっぱいの挨拶でお兄ちゃんが迎えてくれました。その横で恥ずかしそうに寄り添う妹ちゃんの姿も可愛らしく、ご両親も笑顔で迎えてくださり、『今日の撮影もみんなで楽しめそう!』と自然と気合が入ります。
お支度中と神社へ向かう道中は小雨が降り続きましたが、いざ撮影が始まるとまるで空が味方してくれたように雨がピタリと止みました。
これまでの時間に降った雨が石畳を光らせ、木々の緑も潤った色をしています。
ご家族みんなの和装がより一層境内を華やかにしています。
雨の止んだ境内で両家じぃじ、ばぁば、ご家族そろって一緒に撮影に参加してもらえたことが何よりの喜びです。
ご祈祷と撮影を終えたその直後、空から大粒の雨が降りだし、まるですべてを見届けたかのように、お天気が最後まで待ってくれた日でした。
ー少しの希望があるならー そんな全員の想いが奇跡のような晴れ間を呼んでくれたのかも知れません。
最後にはご家族から「大満足です!!」とうれしいお言葉を頂きました。
スケジュール変更のご提案にも柔軟に対応していただいたご家族とお食事会のお店、そしてスタッフのみなさん。
皆さんの力で成し遂げた「雨予報の七五三」は忘れられない日になりました。






